本番で自分の力が出せなかったら悔しい?
「練習では出来てたのに。」
「あれ、あの時のパターンだったのに。」
なんか、いろいろタラレバがでてくるんじゃないかと思う。
でもさ、本番さながらの練習ってした?
練習のための練習してんじゃない?
僕は、常々「全力100%」で生きるように伝えてるんだけど
常に全力ということは、
常に本番と同じ気持ちでやるってこと。
練習でスマッシュを打つときに、
この1本を失敗したら負けだと思って打つ。
フットワークするときも、
1回1回相手のショットが飛んできてるつもりで動く。
なんなら、
練習の前の日は県大会の決勝の前日と同じ気持ちで備える。
そのつもりでいつもやってれば、
「今日は体調が悪かった。」、「周りの声で集中できなかった。」
なんて言い訳は出ないよね。
あらゆる状況に備えて練習する。
練習では、どんな状況でも百発百中。
それくらい練習して、
やっとこさ本番で7割くらいの力が出せればいい方だと思う。
これが本番で9割くらいの力が出せれば、トップレベル。
つまり言いたいことは、
どれだけ備えてたって本番で力を出せないなんてことは当たり前。
だけど、練習で100%の力が出せてないならそもそもスタートラインに立ってないってこと。
練習で自分が出来ることを、これでもかってくらいやりつくして
もうできることはないかってギリギリまで考えて、ようやく本番に臨む。
それだけやってダメだったら、たぶん後悔じゃなくて受け入れることができると思うよ。
後悔ってさ、
「もっと○○しとけば良かった。」って感じじゃない?
じゃあ、やればいいんだよ。
みんな頭では分かってるんだけど、全力出すことを心が拒否する。
恥ずかしいのか怖いのか、いろいろあると思うけど。
全力を出して失敗したら恥ずかしい?笑われる?
それを笑う人は全力を出したことがない人だけ。
全力で生きている人は全力を出す人を絶対に笑わないし、むしろ応援する。
松岡修造さんがいい例だよね。
修造さんはちゃんとやってる子を絶対に小バカにしたりしないもんね。
僕も修造さんのようにこども達を応援したいと思ってる。
だし、僕にとっては毎回が本番。
だからこそ、いつも全力なんだよ。
どれだけ笑われても君たちが全力を出すきっかけが作れたら本望。
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